今回はHEADラジカルMPのインプレです！
ラジカルといえばオールラウンドでなんでもできるイメージがあります！
テニスは試合ならすべてのショットを打ちます。苦手なショットがあっても打たなければならないことが出てきます。オールラウンドのラジカルなら苦手なショットも克服できるかも！？
前作のラジカルも打ったことありますが、簡単にいうと、今作はパワーがあがったように感じました。
そんなに大きく変わったわけではないように思います。
なので、前作からの移行もすんなりできると思います(‘◇’)ゞ
ラジカルMP スペック
重量(ガット無し):300 g / 10.6 oz
ストリングパターン:16/19
ヘッドサイズ:630 cm² / 98 in²
グリップサイズ:1-5
バランス:320 mm / 1 in HL
長さ:685 mm / 27.0 in
ビーム:20/23/21 mm
スペックはこんな感じです。
一般的に黄金スペックはヘッドサイズが100 in²ですが、ラジカルMPは少し小さい98 in²となっています。
他のスペックは黄金スペックにあるような感じになっています。
メリット
ボールが伸びる
ラジカルはBOX形状のラケットですが、BOX形ラケットの中ではパワーがあると思います。
そのためかボールがすごい伸びてくれる印象でした。ボールが飛んでアウトになってしまうというわけではなく、バウンドしてから伸びてくれます。
相手からするとすごく嫌なボールが打てます（笑）
振り抜きやすさ
BOX系のラケットなので振り抜きやすさはありました。
早いボールを打ちたいときにフラット系のスイングをしてもいいし、スピンをかけたいときのワイパースイングでも振り抜きやすさを感じました。
打感は柔らかめ
打感は前作と比べるとパワーが上がっているため硬く感じました。
ですがBOX系のラケットなので全体を見ると柔らかい部類ではあると思います。
スイートスポットにしっかり当たった時は振動がなく、打感も柔らかいです。
すこし外してしまうとカツンといったような打感になってしまう印象でした。
ガットがたわむというよりかは、フレームがしなるといった表現があっています。
また、スイングスピードを速くすればするほど食いつく感じがあり柔らかく感じました。
似ているラケットは、ブレード98が一番近いかなと思います。
しかし、ブレードよりはパワーがあります。
ダンロップのCXやYONEXのパーセプトと比べると打感はしっかりしており、硬く感じるかもしれません。
コントロールしやすい
実際に使っていてコントロールがしやすいと感じました。
ストロークでもそうですが特にボレーが安定し使いやすかったです。
自分がしたいようにできる
ラジカルはいい意味で特徴がなかったです（笑）
ストロークで深いボールを打つことも、わざと浅いボールを打つこともできます。
弾道を上げて緩急をつけたり、ドロップショットのようなタッチ系のショットもできます。
自分が思っていることが素直にできるラケットです！
デメリット
スイートスポットを外すと振動がくる
スイートスポットを外してしまうとカチンとした打感になってしまいます。
冬に使ったのもあるかもしれませんが、オフセンターにあたると手に振動がしっかり伝わってきました（笑）
振り切るラケット
良くも悪くもラジカルは振り切るのが大事だと思いました。
当てるだけのようなスイングでは打感も硬いし、飛びませんでした。
そのため、常に振り切って打っていましたがなんと言っても疲れます（笑）
ですが、振り切っていいショットが打てるのでとても気持ちいいです！
どんな人に向いているか
ラジカルMPだけのことをいうと、しっかり振り切れる人が向いています。
オールラウンドのラケットなのでプレースタイルは関係ないです。
女性やジュニアではなく、男性の方に使ってみてほしいラケットです！
また、女性やジュニアは他のラジカルもあります。
ラジカルにはラジカル PRO 、 ラジカル MP 、ラジカル TEAM 、 ラジカル TEAM Lまで豊富なラインアップがあり、自分にあったスペックを選べば問題なく使えます！
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